PRIDE33

なんかもうDSEのやる事すべてが裏目に出てるこの頃。

五味とシウバと三崎の敗戦も驚いたが、なんといってもミノトゥロ・ノゲイラの敗戦。
もう、『まさか!!』ですよね。
あの顔(兄も含めてね)が失神するなんて想像も付かなかった。
ていうかソクジュが全然色物じゃなかった!!
あんな綺麗なミドル…とても柔道出身とは思えん。
どこぞの金メダリストも見習って欲しい。誰とは言わんが。


五味とシウバと三崎は決して「磐石の王者」では無かったけどね。


特に五味よ…、ここで負けたらアカンやろ。
ニック・ディアスやで?GSPやBJペンならまだしも。
あんな戦い方は無いやろ…。
UFCに唯一勝ってる「PRIDEのレベル」という概念すら覆るがな。
まぁアメリカ人は喜んどったけど。
にしてもフット・チョークがやっと総合の世界で陽の目を見だしたな。


シウバは…まぁしゃあないか。
シウバ=ストライカーのイメージがあるけど、もともと打ち合いに強いタイプでは無い。
PRIDE17では桜庭に打ち負けてたし。
カウンターか何かで一発当てて、そこからラッシュで一気に勝負を決めるラッシュ型ファイター。
本来は「一時のボブ・サップ」みたいな感じの選手である。
所謂“当て勘”ファイターのダンヘンとでは分が悪い。
熱があったらしいが、大事の試合の前ぐらい体調管理しましょうと言われたらそれまでですし。


上の方で三崎にちょっとイジワルな書き方しましたけど、決してアンチ三崎では無い。
決して好きな選手とは言えないが、ウェルターGPではちゃんと応援してましたし。

ただ!!

あまりにも過大評価されてるなぁと思ったもんで。
煽りVの時も『あんなに煽って大丈夫かよ…』と思いましたもん。
全盛期を過ぎたフランク・トリッグにも、勝てるとはとても思えなかったもんで。*1


あとはまぁ全体的に面白い試合を見せて頂きました。
ベガスに響く『不死身のエレキマン』は興奮しましたね。
ハリトーノフはとりあえず試合勘をもどしましょう。
ショーグンはあれだけ動きが重そうだったのに、アリスターをパウンド一発で仕留める辺りにスター性を感じました。あと何故アメリカ大会の時だけ本名のルアが入るのでしょうか?



アカン。まだまだ書きたい事あるけど、久しぶりなんで疲れてきた。
とりあえず、今大会。
僕の価値観では“神興行”と言えるぐらい興奮しました!!

*1:まぁトリッグに関しては、どうしても修斗時代のイメージがあるからなぁ。