はいっ、学校に泊まってきたわけですけども。
特に目的は無く。
面白そうやったと言う理由だけです。
と言うのも僕らの中で「精神と時の部屋」と呼ばれる部屋がありまして。*1
その部屋は下のほうにある小さい扉の鍵が壊れてて、先生に見つかってない穴場なんです。
そこに泊まりにいって来た訳ですが…。


夜8時、後から来る2人を残し3人で学校に侵入。
まだ先生らがおるかなぁと思ったんですが誰もいなかった為、裏門を登って入る。
そしてあらかじめ開けてあったトイレの窓から突撃。
侵入は成功、急いで精神と時の部屋へ。


しかし侵入後、ワイワイと騒ぎつつ友人のトランプマジックに歓声を上げていたところ、人の声が。
なんと言っていたかはわかりませんでしたが、幽霊ではなく人の声。
『やばいっ!』
一気に静まり返って部屋の隅に隠れる。
すると遅れてきた2人から電話が。
『もしもし〜!(大声)』
空気を読め!
いや、無理か。
慌てて携帯を服に隠す。
『頼むから声小さくして。(Gakutより小さい声で)』
『なんてぇ!聞こえへん!(かなりの大声)』
こんなやりとりを5分ほど続ける。
あ〜、ハラハラした。
でもこの時はまだ何の声かはわからず。


その後、遅れて来た2人にも侵入してくる。
窓から覗いていると2人が現れました。
ふっ、手なんか振ってるよ。無邪気なもんだ。
まぁ来るやろうと窓の外を見ながら待ってると、運動場を2つの黒い影が全速力でダッシュしてる。
あの2人だ!
みんなで必死に笑いをこらえました。
だってめちゃめちゃダッシュしてるんやもん。
メールで事情を聞くと、本人達曰く
『かいちゅうでんとうでてらされた おっさんに』
やっぱり誰かおるんや!しかも警備で。
過去に中学校に侵入した経験からするとセコムの人かと…。


結局その2人には、スキを付いてトイレから侵入してもらいました。
無事帰還。(帰還ではないか。)
その後も聞こえる物音と闘いながら2デシベルぐらいの声で喋ってました。
しかし、喋っているとしょんべんがしたくなってきた。
俺『あかん、しょんべんしたい。』
友人『我慢せい!まだ警備員が見回ってる。』
俺『そんな殺生なぁ…。』
でももう我慢の限界。
意を決してここでするしかない。
しかたなくおでんを入れてた容器にすることに。
もう最低の屈辱でした。
離れてすると音が立つので、股間を出来るだけ陽気に近づけなければいけないんです。
そうなると容器に対して、いわゆる正上位みたいな体勢にならなければいけない。
もう自分が嫌になりましたね。
友人達は全員で笑い転げてるし。
その行為より、ズボンからケツが丸見えなのがおもしろかったらしい。


その後、安全な策として寝る事に。
しかしあまりの寒さに深夜、目が覚める。
まぁ絶対遅刻はしないからいいんですけど。


そんなこんなで学校お泊り会終了。
あぁ、深夜の校内鬼ごっこしたかったなぁ。
でも楽しかったです。

*1:元ネタはドラゴンボールZ。