PRIDE29

地上波では火曜日にやるのでネタバレしたくない人はご遠慮を。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200502/20/index.html




   横井宏考vsマリオ・スペーヒー
ありゃりゃ。
えらい急にスタミナ切れを起こしたと思ったら足の故障ですか。
ちょっとかわいそうな気もしますが、普通にやっても苦戦してたっぽい。
ただそれ以上にスペーヒーのスタミナも切れてたので、アクシデントが無ければ…。
この試合で横井君のミドル級適正を見極めるには、ちと酷すぎる。


   トム・エリクソンvsファブリシオ・ヴェウドゥム
さすがトムエリ!!
序盤は真剣に勝てると思いました…。
しかしながらあの巨体で動き続けるにはスタミナがあまりにも無さすぎた。
ヴェウドゥムはどうなんでしょう。
見た感じ結構できそうな気もしますが。
スピード感はなかなか良い感じ。


   金原弘光vsマウリシオ・ショーグン
やっぱり無理か。
まぁこれが妥当な結果なんでしょうね…。
いや、でも今回はショーグンが強すぎた。
あのストンピングの正確さは本格化前のシウバより上だと思う。
これ以上成長したらホントに手がつけられない暴れん坊将軍になるかも。
そろそろ強豪外国人選手との試合が見たい。


   高橋義生vsイゴール・ボブチャンチン
コレですよ!!見たかったのは!!
こういうボブが見たかった!!
フックのキレ増してませんか?
これは面白いことになってきた…。もうたまりませんな。
でも義生さんの動きも良かったですよ。
今回は相手が悪かったと言う事です。


   中村和裕vsステファン・レコ
これでレコは完全に見切りついたでしょう。
あんな簡単に組み付かせたらダメですよ。
まぁそれだけカズも強かったと言う事でしょうね。
でもあのストップはさすがに早すぎた。*1
どうせならあそこで一本極めておくべきだったのかなぁ。
このへんの甘さが巷で否定されてる原因なのか?


   セルゲイ・ハリトーノフvsチェ・ム・ベ
ムベ様よくやった。
あれだけやれば十分ですよ。
もっと瞬殺されると思いましたもん。
にらみ合いの変な動き、バックブロー、空手チョップ。楽しませてもらいました。
…一応ほめてるつもりなんですけど。


   田村潔司vsアリエフ・マックモド
やっぱり田村カッコええわ〜!!
男の色気を感じます。なんかオーラが違うもん。
でも昔はここまで無愛想なキャラでも無かったような。
ひょっとしてアングル?昔の格通とかのインタビューは結構陽気でおもしろかったのに。*2
肝心の試合は…ダメだこりゃ。
アクシデントとは言えもうちょっと見たかったよなぁ。
僕自身ひねくれた性格なので、試合が厳しくなったので回復したにもかかわらず股間押さえてやめたと思ったりもしたり。
でもあれはさすがに厳しいか。半端なかったもんなぁ、入り方。
そんな少ない時間の中でも垣間見えた黄金の左ミドルはやっぱり見応えアリ。
まさにカミソリの切れ味。


   アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラvsアリスター・オーフレイム
改めてホジェリオは兄貴より極め甘いなぁ。
2R終盤なんか幾らでも極めるチャンスあったのに。
そしてアリスターは相変わらずメンタル面に難あり。
両者ともGPを制するには足りない欠点が顕著に現れた1戦に感じました。
試合のレベルが高かっただけに最後ダレたのがなぁ…。
1Rは面白かったんですが。


   クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンvsムリーロ・ニンジャ
ハッキリ言おう、ジャクソンのあの髪型は似合ってない。(笑)
そのせいあってか普段のランペイジぶりは隠れ気味。
不調なんでしょうか?はたまたニンジャが強いのか?
どっちにせよなんか大味な試合だなぁ。1番盛り上がると思ったのに。
第8試合に続いて両者スタミナ切れ。この時期は正月明けでしんどいか。
判定は不満。


   ミルコ・クロコップvsマーク・コールマン
正直、眠たくなってきた所で目を覚まさせてくれました。さすが。
でも僕自身のモチベーションがかなり下がっていたので、あまり興奮せず。
まぁ勝って当然だよな。
でもさすがにここまで干渉するとは思いませんでしたが。


★〔総括〕
皆さん書かれてると思いますが、試合数が多い。正直途中ダレました。
やはり7〜8試合ぐらいがちょうど良い。
全体的に見て、満足度は低いです。
やはり谷間の大会だとこんなもんなんでしょうか。

*1:あの状態でレコが返せたかと言われればNOでしょうが。

*2:ちなみに美濃輪戦直前にやったSRS-DXのインタビューでは、あややファンと言う事を自ら告白。