THE 二枚目

お金に余裕が出来たのでよ〜〜うやく購入。
はい、メロンファン失格と言う事は十分承知しております。
でも僕だってただ指くわえて見てた訳じゃないんですよ。
ラジオ音源を全く同じ順に並び替えて、MDに保存すると言う荒技を施行してました。
でもクリアな音源で聞きたいし…、と言う経緯で前々からほしかったんですが…。
お金が真剣に無かったんだよ!!


とりあえず写真などを見て思ったのが、皆さん足が太(!)……じゃなくって、
何と言うんでしょう、あの〜…、ムチムチしてますね。(笑)
アカンアカン、怒られる前にとっとと日本一遅いレビュー行って見よう!!


♯ ♯ ♯


   シャンパンの恋
ラジオなどで発表した直後、自分が思ってたイメージとの間にギャップがあってあまりピンと来なかったんですが、なんかだんだん良曲に思えてきてるような気もする。
メロディも簡単そうなのにちょっと凝ってる所とか、聞き応えはあると思います。
ただそのせいで歌うには少し難しそう。(特にAメロBメロ。)
メロンさんには単純なメロの方が合ってますからね。
簡単なメロをあんなに難しそうに歌うしばっちゃん、そこが好きな理由。
とりあえず今井千尋氏には今度、簡単でアコースティックな歌を作ってほしい。
サムエルで言えば「Be Thear」みたいな曲を。*1



   涙の太陽
この曲も最初は良いイメージ無かったんですよね〜。
だって『今さら涙の太陽って…』って思うでしょ?誰でも。
確かにイメージ的には合ってるかもしれませんけど。
でもライブDVDを見て、そんなイメージは一掃。
あの空間は反則でしょ〜。何歌ってもええ曲に聞こえますもん。(笑)
やっぱり行っておくべきなんだろうか。
あとこの曲で何故ピンクレディーの振り付けが所々入っているのだろうか?そして浮いている「ドリフの早口言葉」。
…俺は何歳だ?
まぁ曲に関しては名曲なんで言う事無し。



   〔刹那さ Ranking〕
この曲が1番好きですね。
僕が好きなメロン記念日はこんな感じなんですよ。
4人がバッラバラ…まぁ個性ですね。
一人一人が全然違うカラーを出てて、でもどこか一体感もあるって言うこの絶妙なバランス。
これはメロン記念日にしか出せないと思う。
ほんでまた曲が単純でしょ。これぐらいの方が聞きやすいし、やっぱり合ってると思う。
歌詞もわかりやすくて曲に上手い事乗ってます。さすがプロの仕事!!
そう思うと最近の大人路線が大間違いと改めて思いますね。



   チャンス of LOVE
だから大間違いなんだって。
まぁこの曲に関してはそうでも無いですけど。
なんというか…この頃はまだシャレになりましたよね。(笑)
曲自体は別に嫌いじゃないですし、むしろ良い方かと。
ただサックスの音が安っぽすぎる!!(音色じゃなくてメロとか入るタイミングとかが)
狙いは分かるけどこのアレンジはさすがにどうなんだ?Daichさんよ。
実際、個人でアレンジした曲を公開している某サイトの曲を聞かせて頂いてみると、メチャメチャカッコよくて良い感じでしたもん。
あともう一言。『もう1個上のEm出らんか〜。』
間奏明けのサビの所です。いわゆる「会えない長い日曜日」方式というやつで、本来なら普通に行ってラストで半音上げたかったんでしょうが、声が出ないので逆に半音下げたというパターン。
あそこで普通に声が出たらまた曲が違った感じで良くなってたのに。
でも、もともとサビでいきなり半音上がると言う特殊なパターンの曲だからしょうがないか。



   〔キライ、スキ スキ スキ ホント、ウソ ウソ ウソ〕
なんかCMソングっぽいですね。それだけキャッチーと言う事か。
これも好き。なんか上手いこと体に馴染んでいく感じなんですよ。
朝早めに起きた時にコーヒーでも飲みながら聞きたい曲。
それにしてもこの三浦徳子さんと言う方はアレですね、曲に詞を乗っけるのが上手い!!
「刹那さ Ranking」でもそうですが、サラッと曲に歌詞を乗せて、かといって歌詞の内容が薄い訳でもなくて結構濃密な詞を。でも曲の邪魔はしないですし。
あのサビのメロに『♪キラ〜イ、スキスキスキ』をのせてくるか〜。
それをそのままサビのリズムにしてしまうんですから凄いですよね。
話が戻りますけど『♪今週の〜、私て〜き〜WowWowランキング〜』でも最高のブリッジになってますもんね。
でも『信じろよ テーブル』っていうのは、どういう意味なんですか?
机が『信じろよ〜。』ってしゃべるんですか?



   〔かわいい彼〕
一言で片付けるなら、『カッコ悪いユーロビート』。
これもまた安っぽいんですよね〜。
まぁつんく氏の実験台になったと思って。(笑)
でも歌詞に「お好み焼き」はやっぱり…。(しかも“おこのみ”と読ますなんて)
でもBメロは好きですよ。



   〔レモンタルト〕
歌詞だけ見ると完全にフォークなんですよね。
そしてこのアレンジ…、わかった!!「FOLK SONGS」だ!!
そう、そんなイメージ。
だからアレンジ次第では全く違うイメージになってしまう曲ですね。
例えばマイナー調に変えると伊勢正三とかが歌っても違和感無しになりそう。
その中でこのアレンジを選んだと言う事は、このアルバムでのちょっとしたブレイクタイムにしたかったんでしょうね。
実際この後から濃い歌が続きますし。
ところでなぜ「レモンタルト」っていうタイトルなんでしょう?ベタにいくなら甘酸っぱい?



   MI DA RA 摩天楼
まぁこの辺は路線模索期でしたからね。
結局、大人路線で落ち着いてしまったんですが。
感想ですか?そうっすねぇ…、たまにはこういう曲も良いですど続くと嫌だ。
ひとつ言えるのは、こういう歌を聞くとマサオさんはやっぱり群を抜いた歌唱力。



   〔愛してはいけない・・・〕
どうしたメロン記念日!?良いハーモーニーじゃないか!?出だしのサビは良い感じ…と思ったらAメロで妙にトーンダウン。しかもサザンの「愛の言霊」みたいだし。
全体的に、やっつけ仕事感が少し漂っているか。
サビはキャッチーで良いと思いますけど。
ちなみに編曲をしたのは「K-Muto」と言う人。
…坊主の閃光魔術師ですか?だとしたらプロレスLOVE…してはいけない。(笑)



   〔ラストシーン〕
「This is はたけ」と言う感じの曲。
でも作詞がまことさんと言う事で、ソフトタッチに。
浅そで深い女心を見事に表現。
そしてこの編曲も「K-Muto」氏。
日曜の夜は…ワールドプロレスリング。(関西地方は)



   〔努力・系・美人〕
シンセと打ち込みでのイントロと言うハロープロジェクトの十八番…いや、お家芸
その軽快さとは裏腹、歌詞に妙な恐怖感を感じるのは僕だけでしょうか?
メロディもアップテンポなだけに明るい歌かと思ったら、ホラー映画ぐらいの隠れた恐ろしさを感じる。「世にも奇妙な物語」みたい。
絶対曲調に騙されてる人いると思う。
さいとういんこ氏がどんな方存じ上げませんが、この世界感はさすがのつんく氏も出せないでしょうね。
セリフの部分は良い。「甘いあなたの味」の頃から比べると皆さん上手くなりました。
ところで『ソト・ナカ・ラブのドリル』ってなんですか?『里・中・智のスカイフォーク』なら知ってるんですけど。



   THE 二枚目〜ON MY WAY〜〕
この曲はあまり…。
なんかあまりにも意図が見えすぎてて。
まぁタイトル曲なんで、その線に走らなきゃいけないのはわかりますが。
なんか面白みが無い、まとまりすぎて。ロザンの漫才みたい。
でも落ち込んだ時はなんかは聞きたくなるかも知れない。
…術中にはまってるがな!!



♯ ♯ ♯



最後の方は眠たくなってきたので適当になってしまった…。


やっぱりクリアな音は良いですね!!
雑音混じりだと繰り返して聞く気には慣れない。
とりあえず前作よりは気に入ってます。*2
MVPは「刹那さ Ranking」。
今後もこの路線で行ってほしいんですけどねぇ。
この曲聞いたら大人路線がいかに合ってないかわかる。(好みの問題もありますが。)
個性っていうのはやはりぶつかりあって出来る物ですから。
ちなみに次点は「キライスキスキ…」「努力・系・美人」の二つ。
この2つもわりと軽い曲なんで。


贅沢いうなら曲順に不満が。
でも出来た曲を並べると、これが妥当か。
最後の方が濃い〜気がする。

*1:何年か前の「ヤマザキ春のパン祭り」のCMソング。あの歌好きなんですよね〜。

*2:もはや前作はベストアルバムでしたから。