東京/福山雅治

ようやくこの事が書ける。
デビュー15周年にして20枚目のシングルと言う驚異的な遅さですね。(笑)
そんな今回、携帯ではめんどくさいぐらい書きたい事がありまして。


まぁ僕はもはや大日本福山教の信者と化してますので、どんな曲がきても「いい曲」としか言わないんですが。
実際、ここんとこ毎日のように聞いてますし。
…が、しかし。少し期待外れな点も。



もうちょっと、アップテンポの曲を期待してたんですよね〜。
月9の主題歌と言う事で、夏っぽい爽やかな売れ線な曲を久々に聞きたかった。
バラードは前回でお腹一杯ですから。
「泣いたりしないで」で現在の福山雅治が描くバラードの世界は完成したと思うんですよ。
だからこそ現在の福山雅治が描く売れ線バリバリのポップスな曲が聞きたかったというか。
「MELODY」「Message」からどれだけ進化したポップスを聞かせてくれるのかと。
そこに期待してたんですが…。


あと短期間で作成しただけあって、どうしてもやっつけ仕事感があるんですよね。
コード進行も単調ですし、なんちゅうか最近の福山さん独特の深みが無いかなぁと。
ストレートな表現でと言うのが狙いなんでしょうが、薄っぺらさがどうも残る。


でも逆に軽快さが出てるので聞きやすいのも確か。
sus4とadd9を多用した爽快なアコギの音色が「Heart」を思い起こさせる。
そうか、あれもドラマの主題歌だったなぁ。
弾き語りをするには、わりと簡単な曲ですかね。
カポを2か3フレットにして、D→Bm→G→Aの繰り返し。
そこにsus4やらを混ぜていけばそれなりに上手く聞こえるし。
この曲が発売されたら練習中の友人達に教えてあげよう。



苦言も何個か書きましたが、要は僕の期待とはまた違った曲だったと言う事で。
曲自体は非常に好きです。いい曲です。(結局は信者である)
ただもう1つ書かせていただくなら、タイトルの「東京」。
福山さんがラジオで言ってらっしゃった“リアルさ”を出すためだと思うんですが、どうしてもやしきたかじんのイメージが。
そういえばあの歌も良い曲やなぁ、「東京」と言うタイトルやのに大阪弁で歌うって言う…アカンアカン、話が逸れてまう。
とにかく8.17を楽しみに待たなければ。
そしてカップリングにも期待。