PRIDE30 〜STARTING OVER〜

予想は明日書くとして、リハビリがてら色々と雑記を。




やっぱり今回のカードに関して物足りなさを感じてしまいますよね。
グランプリ続きだったせいで贅沢になったのかもしれませんが*1、にしても物足りない。
ジョシュvsミルコ、サクvsケンシャムの二つでも十分なんですが、去年の28と比べるとどうも劣るんですよねぇ。
去年はこれにシウバvsジャクソンのタイトルマッチもあった訳ですから。


それにテーマである「STARTING OVER」な割に、関係ないカードもいくつかありますしね。
前回テーマが付いた大会と言えば、PRIDE26の「REBORN」。
森下社長が亡くなった後、存続すら危ぶまれた中での「再生、生まれ変わり」。
その時の第一試合は当時高田道場の若手ホープであった浜中和広*2のデビュー戦。
これなら『新しいPRIDE』と言う事でテーマに沿ったというのも頷ける。
がしかしだ。今回の第一試合は戦闘竜vsズール、これは百歩譲って良しとしましょう。
トンプソンvsルングのどこが“再出発”なんだ!!
ハリトーノフvsヴェウドゥムもその趣旨から外れてますし。
ただ、前回のGP決勝戦で「ミルコvsヒョードル決着」「シウバの陥落」と1つの章が完結した事を考えれば、あながち間違いでもないですが。



あとこれは全てのカードに言える事ですが、必然性が無い。
ジョシュvsミルコはいきなり過ぎてどっちを応援して良いのか分かりづらい、桜庭vsシャムはちと遅すぎる、ハリvsファヴは時期尚早、横井vsジャクソンは実力差が、その他もイマイチ唐突すぎる。
瀧本vsドンシクぐらいですかね。でもこの二人はどちらも総合初心者。
もっとストーリーと必然性を感じる試合がもう1枚欲しい。



これでも書きたい事はまだまだあるんですが、このへんで。
とりあえずジョシュがんばれとだけ言います!!

*1:去年も同じ事言ってたな。

*2:現・猪木事務所