明日からもこうして生きていくだろうと

進路が無事決まり、残るは高校の卒業式のみとなりました。毎日逢ってた友達やかわいいあの娘にもう逢えないのかと寂しさが募ります。
そんな感傷的な気分になっている時、決まって聞きたくなるのが吉田拓郎
恋愛関係で感傷的なときは福山雅治、人間として感傷的な時は吉田拓郎なのです。



『おい、吉田拓郎だって恋愛の歌が多いじゃないか。』



そう思う人も多いでしょう。
しかし、昔から子守唄代わりに拓郎さんの歌を聞いていた僕にとって、拓郎さんの歌とは『人生の大事な時に必ず聞いていた歌』なのです。
例えリアルタイムで知らなかったとしても、それぞれの曲に懐かしさや感情移入できるのです。


『イメージの詩』『今日までそして明日から』など今の心境にピッタリなもの、
今までの自分を鮮明と思い出させてくれる『夏休み』『祭りのあと』、
自分の過去の恋愛を照らし合わせてしまう『となりの町のお嬢さん』『外は白い雪の夜*1
さらに言えばメロディーを聞くだけでグッと来る『流星』、
どの曲も自分の思い出とオーバーラップしてきてセンチメンタルな気分にしてくれます。
これまで歩いてきた道、決して忘れません。
たかが高校卒業ですがこれからは責任感を持たなければ。



父や母に聞くと『吉田拓郎と言えばやはり“神様”』だそうです。
それは僕にとってもそう思えます。
いや、“神様”というよりは“まだ見ぬ師”と言う所でしょうか。
たとえウチの両親世代と約30年の差があれど、これからも語り続けられて行くべき“偉人”だと思います。


最終的に何が言いたいのか分からなくなりましたが、要は『今の僕の部屋には吉田拓郎がエンドレスで流れている』と言う事です。(笑)



あなたの人生が いくつもの旅を経て
帰る日くれば  笑って迎えたい
私も今また   船出の時です
言葉を選んで  渡すより
そうだ元気ですよと
答えたい


         元気です/吉田拓郎

*1:この曲は松本隆さん作詞ですが。